無形文化財とは、芸能や工芸技術における高度な「技」のことです。昭和30年(1955)、前年に改正された文化財保護法を受け、これを将来に向け積極的に保護発展するべく「重要無形文化財」として指定し、その「保持者」(いわゆる「人間国宝」)を初めて認定してから本年は70年を迎えます。
本展覧会では、全ての漆芸技法の重要無形文化財保持者24名及び2つの保持団体による作品を網羅し、時代を越えて息づく技と各個が編み出した色とりどりの創造性に迫ります。
同時開催
「隠された技をたどる―夜の地球 Earth at Night」(展示室3)
「輪島塗の技と歴史」(展示室4)
「わんじま展」(1階、入場無料)
*輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」はご覧いただけません